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2010年5月21日

オフライン地図ソフト

T-01Aを、SIMカードを抜いて純粋なPDAとして使っている人も少なくないはずです。
ただ無線LANが使えない場所ではオンライン型のソフトが使えないもしくは使いづらいので、それに代わるソフトがあると便利です。

例えば「モバイルGoogleマップ」の場合、キャッシュ済みのデータがあってもオフライン時には時々「ネットワークに接続できません」というエラーが表示されてしまいます。
もしかすると範囲内のお店の情報などを定期的にダウンロードする仕様なのかもしれません。
こんな時にはオフラインでも使える地図ソフトが役立ちます。
幾つか試したところ「NaviComputer」が「モバイルGoogleマップ」と遜色なく使えるような気がしました。

オフラインで動かす手順ですが、まず付属の「NaviMapper」というWindows PC用ソフトで特定範囲の地図をダウンロードします。
この際、Googleやその他サイトの地図情報を利用します。
最新版ではもしかするとGoogleが外されているかもしれないので、MapSources.xmlのMapSourceList要素内に以下を追記します。
PCでのダウンロードには古いバージョンを使うと良いかもしれません。


<MapSource ID="GoogleMap">
<Copyright>Google.com</Copyright>
<MinZoom>1</MinZoom>
<MaxZoom>18</MaxZoom>
<TileUrl>http://mt0.google.com/vt/lyrs=m@116&hl=en&x=%x&y=%y&z=%z&s=GALILEO</TileUrl>
<TileUrl>http://mt1.google.com/vt/lyrs=m@116&hl=en&x=%x&y=%y&z=%z&s=GALILEO</TileUrl>
<TileUrl>http://mt2.google.com/vt/lyrs=m@116&hl=en&x=%x&y=%y&z=%z&s=GALILEO</TileUrl>
<TileUrl>http://mt3.google.com/vt/lyrs=m@116&hl=en&x=%x&y=%y&z=%z&s=GALILEO</TileUrl>
</MapSource>


地図情報のダウンロードが完了すると「指定した名前.nmap」というファイルができますので、それをWindows Mobile端末に転送します。
転送場所は通常「\Program Files\NaviComputer\Maps」です。
その後、端末の「NaviComputer」を起動し、画面右下の「GPX」をクリック。
上の「GPX Files」の部分を左右に何度かスクロールすると「Offline Maps」という項目に遷移しますので、転送したファイルに該当する地図を長押しして「Show Map」を選択します。
これでオフラインでもストレスなく地図が見られるようになります。

他にこのソフトの素晴らしいところはGPS情報の記録ができるところです。
画面下中央のボタンを押すと記録用画面が出てきます。

なお、T-01AでGPSを使うには、オンライン時に「設定」→「システム」→「Internal GPS」の順に開いて、「Download」ボタンでGPS情報を更新しておく必要があります。

2010年4月29日

方向補語

中国語をマスターする上で避けて通れないのが方向補語です。
最近HSK対策の授業で習ったので、少しずつ紹介できればと思います。

方向補語のことを中国語では《趋向补语》と言います。
全部で28種類あり、漢字一文字のものを基本に、《来》や《去》が連なります。
漢字一文字の場合《简单趋向补语》、その他は《复合趋向补语》と呼ぶそうです。

简单趋向补语复合趋向补语




上来上去
下来下去
进来进去
出来出去
回来回去
过来过去
起来
开来开去
到…来到…去

「…だと…だし、…だと…だ」

何か行動しようとするとき2つの選択肢があったとします。
でもどちらも受け入れがたいという時どう表現したらよいでしょうか?
たとえば、次のような場合です。

「彼から食事に誘われたけど、行く時間がないなぁ。かといって、行かないと失礼だし…」

中国語では次のように言うそうです。

《他邀请我一起吃饭,去吧,我没有时间;不去吧,不礼貌。》

《想当然》

思い込むことを中国語では《想当然》と表現します。
なので、例えばある男女が親しげにしていて、一緒にいる中国人の友達が彼らをカップルだと勘違いしたら次のように表現します。

《他们俩不是男女朋友。你不要想当然!》

一応訳すと
「あの二人はカップルじゃないよ。思い込んじゃだめ。」
となります。

2010年4月12日

XPとBluetooth音楽

先日、無線で音楽を聴きたいと思い、発信機になる(であろう)BluetoothのUSBアダプターを買いました。
お値段は、20元=300円弱と安かったのですが、コントロール用のソフト(stackと言うらしいです)などは何も付いていませんでした。
少し心配しながら家に帰りXPマシンに接続してみると、案の定、認識はしてくれるのですが音楽再生のオプションは表示されず。
調べたところ、音楽再生はVista以降対応したとのことです。
さらに、何時間もかけてフリーのstackを探したのですが見つけられず。。。
ToshibaやBlueSoleilのそれはお試し版はあるのですが機能制限があって、BlueSoleilでは音楽再生が数分で切れてしまう仕様でした。
残念。。。

ということで半ばあきらめて数日間放っておいたのですが、今日いいアイデアが浮かびました。
VMwareなどの仮想環境の上にLinuxを走らせて、そこから無線で音楽再生する、というものです。

結論から言うと、うまくいきました!!

環境は、仮想マシンがVMware Player3.0.1、ホストOSがXP、ゲストOSがUbuntu9.10です。
てこずったのはUbuntuからXP上の音楽フォルダにアクセスするところでした。
VMware Playerのオプションから共有フォルダの設定は簡単にできたのですが、何度再起動してもUbuntu側の/mnt/以下にhgfsディレクトリが表示されず。。。
VMware Toolsは初期起動時にインストールしたはずなのに。。。

と思っていたのですが、VMware ToolsはVMware Playerでダウンロード後、ゲスト側でインストールする必要があるとのこと。
僕の環境では、VMware Playerの仮想CDのオプションで以下を参照すると、「VMware Tools」という名前のCDがマウントされました。
C:\Program Files\VMware\VMware Player\linux.iso
その後、コンソールからインストール。

結果、XPの音楽フォルダにアクセスできるようになり、僕の好きな森山直太朗の曲をBluetoothで聴けるようになりました!

それにしても、音楽再生のためだけに数百MBのメモリーを食っているのは、やはり何か間違っているような気がしてなりません。(笑)