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2009年10月29日

《不》と《没》

否定文を作る際に使う《不》と《没》ですが、使い分けに苦しむことがあります。

例えば、「お久しぶりです」と言う時の

《好久不见!》

《好久没见!》

どちらが正しいでしょうか?

実際に対面するときは前者、電話などで話すときには後者を使うそうです。

私の中日辞典には後者の例文が載っていたのでそればっかり使っていたのですが、面と向かって会うときにはどうやら前者のほうが一般的なようです。

2009年10月28日

《了》について

最も一般的な《了》の用い方は実現したことを表現する場合ではないでしょうか。

《我去了北京。》
「私は北京へ行きました。」

動詞の直後に《了》を置くと、過去に実現したことを表します。

では次の例文はどうでしょうか?

《我去北京了。》
「私は北京へ行きますよ。」

この場合の《了》は語気助詞で、自分の判断を表すそうです。

日本語で言えば、「ね」とか「よ」に相当します。

では次の例文はどうでしょうか?

《我去了北京了。》
「私は北京へ行きましたよ。」

あれ、《了》が2つありますね。

でも文法的に問題ないようです。

過去の出来事について言っていることは確かで、さらに語気を強めています。

ちなみに語気助詞の《了》は講演などの改まった場面では使わないそうです。

《了》についてはなかなか理解しにくい部分がありますので、機会がありましたらまた書きたいと思います。

2009年10月27日

日本語の「人気」

「人気」という単語ですが、元々中国語にはなかったようです。

なので辞書には普通、《受欢迎》という単語が載っていると思います。

次のように使います。

《我们的班级当中,她是最受欢迎的人。》
「彼女は学年で一番人気がある。」

しかし、辞書には載っていないかもしれませんが、最近は日本語と同じ《人气》も使えるようです。

《我们的班级当中,她是最有人气的人。》
「彼女は学年で一番人気がある。」

日本から中国に輸出した単語ですね。

2009年10月20日

《好像》と《看起来》

「見たところ~のようだ」と言う場合、《好像》と《看起来》の両方が使えます。

《她好像很生气。》
「彼女は怒っているようだ。」

《她看起来很生气。》
「彼女は怒っているようだ。」

さて、違いは何でしょうか?

先生の説明によれば、前者より後者のほうがはっきり分かる状態を表すそうです。

使い分けが難しいですね。

2009年10月17日

《的》、《得》、《地》

軽声の《de》について簡単に書いてみます。

まず、《的》。

漂亮的女孩子。》
「綺麗な(若い)女性。」

《的》の前には名詞、形容詞などが来て、後ろの名詞を修飾します。

では次に《得》。

《他的中文说得很好。》
「彼の中国語はとても上手い。」

《得》の前の動詞や形容詞の程度や結果を、後ろの形容詞で表します。

最後に《地》。

《你要认真地听课。》
「真面目に授業を聞くべきだよ。」

《地》の前の形容詞などが、後ろの動詞や形容詞を修飾します。

この《地》は1番目の《的》と、修飾語と被修飾語の位置が一緒ですね。

個人的にはかなりややこしく感じるのですが、少しすれば慣れるのでしょうか?

ちなみに、口だけで説明するときは、それぞれの《de》を次のように言うそうです。

《白勺的》、《双人得》、《土也地》。

面白いですね。