最も一般的な《了》の用い方は実現したことを表現する場合ではないでしょうか。
《我去了北京。》
「私は北京へ行きました。」
動詞の直後に《了》を置くと、過去に実現したことを表します。
では次の例文はどうでしょうか?
《我去北京了。》
「私は北京へ行きますよ。」
この場合の《了》は語気助詞で、自分の判断を表すそうです。
日本語で言えば、「ね」とか「よ」に相当します。
では次の例文はどうでしょうか?
《我去了北京了。》
「私は北京へ行きましたよ。」
あれ、《了》が2つありますね。
でも文法的に問題ないようです。
過去の出来事について言っていることは確かで、さらに語気を強めています。
ちなみに語気助詞の《了》は講演などの改まった場面では使わないそうです。
《了》についてはなかなか理解しにくい部分がありますので、機会がありましたらまた書きたいと思います。
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